セカンドオピニオンとは
歯科治療を受ける際,皆さんは納得の行く説明を受けていますか?
治療を受ける場合,治療内容はもちろんのこと,患者さんと術者との間に,信頼関係が必要です。
「相手の言うことはすべて信じる。」というのも結構ですが,歯科治療の方法は1つではありません。
極端な話,5人の先生がいれば5通りの治療法があるといっても過言ではありません。
そこで最近,医科領域では「セカンドオピニオン」という考え方があります。
これは,「一人の先生の話を鵜呑みにすることなく,複数の先生に自分の状態を見せ,その治療法に対する意見をいただく。」というものです。
我々は歯科でもこの考え方をするべきだと考えています。
例えば,歯科の場合,「この歯は抜かなければだめです。」といわれることがありますが,「本当に抜かなければならないのか」という疑問がある場合もあるでしょう。そんなときに,他の医院にいって,もう一度同じように診察してもらい,「どのような診断が下されるか比較してみる。」ということです。
同様に「抜かなければ駄目です。」といわれれば納得できるでしょうし,「抜かなくても治せますよ。」
といわれれば,抜かなくても済むわけですから,その医院に通えばよいことになります。
多くの先生は,自分の患者さんが,他の医院に通うことを嫌いますが,自分の診査,診断に自信があれば,喜んで他院に行って意見をもらってくるべきです。
ですから我々は,他院に行くことも,他院からセカンドオピニオンを求めてくるのも良い事だと考えています。
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